さく坊3歳3ヶ月。
この日は、さく坊が妹と初対面する日だった。
記念すべき、兄妹はじめましての日。
……なのだが、朝から一悶着あった。
朝から、大ピンチ
この日は、こども園の登園日。
しかし、さく坊は登園を全力で拒否。
あろうことか、駐車場で倒れ込んだ。


おなかがすいて、うごけないー
とと(出た。「大ピンチずかん」のマネだ)
そう。さく坊は絵本の『大ピンチずかん』にドハマり中なのである。

いま大ピンチになってるのは、朝ごはんをちゃんと食べなかったせいだろ!
仕方ないので、抱っこして運び、そのまま先生に引き継いだ。
この日も、ととから先生へ、抱っこ to 抱っこ。
しかし、コアラみたいにととにしがみついて、なかなか離れない。
なんとか離した後、先生には、妹が産まれたことと、今日帰ったら初対面であることを伝えておいた。
妹に会えば、少しはお兄ちゃんらしくなるかもしれない。
そんな淡い期待を込めて。
お迎えで聞いた、衝撃の返答
夕方、お迎えに行くと、先生と少し話すことができた。
そこで、衝撃の報告を受ける。
先生「さくちゃんに『赤ちゃん産まれたんだって?』と聞いたら、『うまれていないよ?』と言っていました!」

なぬ?
家であれだけ説明したはずなのだが、まったく実感が湧いていないらしい。
これは、どんな初対面になってしまうんだ。
……逆に、ワクワクしてきた。
そして、初対面
家に帰ると、退院したかかと妹が待っていた。
いよいよ、その瞬間である。

さく坊、赤ちゃんをじーっと見つめる。
そして、放った第一声が——

・・・うまれてるねぇ!!ぽこちゃんだ!
ぽこちゃん?
誰も、そんな名前では呼んでいない。
どこから来たんだ、ぽこちゃん。
お兄ちゃん、始まる
その後、妹が泣くたびに、さく坊は様子を見に行くようになった。
気になるんだね。
そして、妹が泣いていることを確認すると、ととにこう言ってくる。

とんとんしてください!
おっ!
とんとんすると赤ちゃんが安心するって、知っているのか!
……というか。
ついでに敬語まで喋れるようになったんか!
成長を2つ同時に見せつけられて情報処理が追いつかない。
この日、さく坊はまだ妹に触れることはできなかった。
でも、それでいい。
これから、いっぱいお兄ちゃんするんだぞ。
後日談
翌日、こども園にさく坊を迎えに行った時に先生から聞いた話
先生「赤ちゃんの名前、なんて言うの?」

ぽこちゃんだよ!
先生(ぽこちゃん……?どういう漢字を書くんだろう?)
先生、違います。
本名では、ありません。
※妹が産まれた日のことは、こちらの記事に書いています → 長女の誕生


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